時がたつのは早いもので、私がGSLS社の子会社の一員としてヌルセク生活を始めてすでに3か月が過ぎようとしています。入社したその日から、私は日夜戦闘サイトを駆け回り、NPCを狩る「ラッティング」の楽しさにハマり、日々の生業としています。今回はこのNPCと戦うラッティングの中でも、特に私たちの住むリージョン一帯に生息する「ローグドローン」を狩ることの魅力についてお話ししたいと思い、初めてのブログ記事という形で紹介することにしました。
私たちカプセラがヌルの会社に入ることで得られる重要な利権の一つは、好きなときに好きなだけ稼げる、このラッティングのできる環境です。一方でご存じの通り一言にヌルのラッティングと言っても出てくるNPCの勢力は地域によって違いますし、その特徴も違います。
ローグドローンの何がいいのか?を述べる前に、そのNPCの概要についてお話ししましょう。ローグドローンはガレンテ人科学者が開発した自立型ドローンの暴走と自己増殖によって誕生しました。ニューエデンの中で唯一の暴走AIとして知られるこのNPCは、宇宙のすべての地域に存在しますが、最も集中しているのはニューエデン北東部です。このヌルセクで、ローグドローンは2年間にわたり、8つのリージョンにわたって人知れず増殖していたのですが、ミンマター共和国とジョビ帝国近傍の古代のスターゲートが突如再起動したことで、大量のローグドローンが生息していることが判明し、ドローンリージョンと呼ばれるようになったのです。(そして、私が金策できるようになったのです。)
それでは話の本題、ローグドローンを狩るのがどうして効率が良いのかを3つの視点からお話しします。ちなみに比較対象は私が昔ラッティングしていたエンジェルカルテルのヌルであることはご留意ください。
1つ目に、ローグドローンの攻撃力の低さです。どれほど攻撃力が低いかというとエンジェルカルテルの領域では上から3番目の難易度以下のサイトしか攻略できなかった私が、ここでは一番難しいサイトを楽々クリアできるくらいには攻撃力が低いのです。他の勢力と比べて攻略が簡単であり、この容易さは新人の方に自信を持ってお勧めできるのです。
2つ目に、ルート品がない代わりに懸賞金が高いことです。もちろんレアなローグドローンの船など一部の船はルート品があるのですが、ふつうのローグドローン船は、なにも落としません。これの何がいいのか?朝三暮四みたいなもので儲けは変わらないではないか?と思われた方、その通りです。しかし、ルート品を換金するのはヌルセクにおいてはハイセクよりも少々手間なのです。そのような荷物を抱えてヌルを動くのはリスクも伴います。このようにわざわざ金に換える手間が省けるので、ラッティングに集中できますし、結果的に時間給も上昇します。
3つ目に、ローグドローンはどの勢力の船であれ、倒すのが難しくないということです。というのはドローンボートは言うに及ばず、ミサイル、プロジェクタイルなど弾薬を消費する系の船であっても前述のルート品がないという理由でモバトラが必要なく、その分だけ多くの弾薬を詰められ、それだけ長くラッティングができるということです。またエネルギータレットでもローグドローンの弱点はEMなので攻撃属性が限定されることでの問題はおきないのです。従って、いかなる勢力の船に乗るカプセラであれ、およそそれがNPCに狩るのに適した船である限り、全く問題はないのです。あなたの乗りたい船で、やりたいように攻略できるのです。ゲームで一番良いことはやりたいことができることであり、乗りたい船に乗って遊ぶことですから、このNPC相手のラッティングではそれができるのです。ロマンは大事。
私の一所感ではありますが、ローグドローンのヌルセクにはこのような利点があり、故に私のようなラッティングを主たる金策とするカプセラにとっては非常に魅力的な土壌であると思います。さて、自由なる世界を飛び回るカプセラの皆さんの中には、ヌルコーポと聞くと、やれフリートに参加しないといけないのではないか?ヌルコーポでは自由に遊べなくなるのではないか?ノルマが厳しいのではないか?という不安や疑問を持たれている方も少なからずおられるかと思われます。ご安心ください。私の所属するこの会社では、ヌルにいながらフリートに出る義務はおろか、ノルマが全くありません。従って、思うが儘に、マイペースに日々活動することができるのです。活動するエリアの治安が比較的良好であり、プレイヤーに襲撃されるリスクも小さいことも魅力です。この記事ではラッティングについてのみ書きましたが、他にも採掘や生産に力を入れている方も多くいる印象です。私の会社に興味を持たれたカプセラの皆さん、GSLS社のCEOのGrim Iskanderさんに是非お気軽にご相談ください。
友よ、どんなに大きく見える財産も、今やかつてないほど近いのだ!
留言